BL感想『ミッドナイト・コンフリクト』が最高すぎて脳領域の2/3が使い物にならなくなった

ボーイズラブ苦手な人は要注意

 

BLコミック『ミッドナイト・コンフリクト』を買った。一気に読んだ。最高だった。本当にまじで最高。好きすぎる。建村さん可愛すぎ。書き下ろしも素晴らしい。これだけのために買ってもいいと叫びたくなるくらい最高。比嘉に言ってほしいセリフを聞けたので心から満足している。いや言ってほしいというよりは、言うのか?言わないのか?と微妙なところのセリフ、ずっと感じているはずだけど、なかなか口にしない、口にできない、そういうセリフが聞けたのが最高だった。しかも、こちらが想定していた形を大幅に上回る言い回しでぐっときた。たまらんかった。これまでは基本建村さんの可愛すぎる可愛さに萌えていたのだが、最後のこの瞬間に比嘉にも萌えた。それぐらい最高だった。思い出すだけで悶える。

脳領域の2/3が使い物にならなくなったというのは、それくらい比嘉と建村のことを考えているということである。正確に言うなら「稼働率が1/3に低下」といったところか。私は作業をする際に時間を計る習慣があり、簡単な書類を作成しようと10分タイマーをかけていた。途中まで作成して、ちらっと時計を見ると2分経過したところだった。その後しばらくして10分経過のアラーム音が鳴る。そのとき私は比嘉と建村の良さについてぽけーっと考えていたのであった。当然書類は空欄のままである。おそらく10分のうち7分は空想に費やした。つまり約2/3。『ミッドナイ・コンフリクト』読了後は何をするにもずっとこんな調子なのだ。油断するとすぐに建村の可愛らしく感じる顔を思い浮かべてしまう。もはやそこに意思はない。オートで上映されてしまうのである。それくらい可愛い。もはやこれは恋ではないのか。いや、彼らに恋心を抱いているわけではないから、恋ではない。しかし、頭が使い物にならなくなってしまうという意味では、恋煩いの状態とよく似ているのではあるまいか。比嘉と建村に私の大事な脳領域は乗っ取られてしまったのだ。

ケンカップルの良さは、何と言ってもギャップである。犬猿の仲とも言える日常の対立関係。しかし、ケンカするほど仲が良いという言葉もある。そこにはそれぞれの思いが生まれているのだ。本人たちは気づいていなくとも、相手の存在を意識している以上、そこに関係は生まれる。それがたとえ嫌悪感だとしても。そして、そのギスギスした関係が何かのきっかけで、とろけるような甘いつながりに変わる。端的に言ってしまえば、比嘉の執拗な愛撫で建村はトロンととろけた。最高である。気持ちよくなって発する言葉がたまらない。日頃のイラつきMAXの態度はどこに言ってしまったのかと突っ込まざるを得ない甘さである。比嘉もその豹変に戸惑う。読んでいるこちらも比嘉と同じ思いだ。建村はえっちになると別人になってしまうのだった。最高である。

建村の良さは可愛さだけではない。目の表情が良い。彼の視線には惹きつけられる。比嘉との距離が縮まる直前の流し目。比嘉の方に向けられるその視線には嫌悪感がない。だからといって、甘い好意を滲ませるものでもない。相手のありのままの姿を捉えているような印象だ。嵐の前の静まりかえった水面のようにも感じられる。実際、その後のえっちで激しく波立つのだから、あながちこの適当に思いついたたとえは間違っていないのではないか。


あーもーまじで最高。もっと書きたいことあるけど時間がないから今日はここまで。

とりあえず犬井ナオ先生は要チェックってことね。

続編読みてぇ~!うおー!

 

 

【追記】続編読んだ。

kichiyou.hatenadiary.jp